皆様、いかがお過ごしでしょうか。
この記事を開いてくださって、私はとても嬉しいです。
過食を経験した私が伝えられることをここに残しておきます。
あなたの素敵な人生に、ほんのわずかでも役に立てますように。
はじめに|私のお話
私は、10年前に過食と出くわしました。
今は寛解に至っています。
はじめは、ファミリーパックのお菓子を一気に全部食べたことからでした。
少し干渉的な親のもと、真面目に育ってきた私には異質な経験でした。
そこから、暗い森の奥にどんどん迷い込んでいくように、気付いたら抜け出せなくなっていました。
嘔吐は伴わなかったので、具体的な数字は控えますが、体重も相当増えました。
現在はほとんど体重も元に戻り、過食衝動も随分と減り、弱まっています。
ここまで来れたのはいろんな要因がありますが、結局のところは考え方を少しずつ変えられたからなのかな、と思っています。
迷いの森から抜け出したくて、いろんなところから得てきた考え方です。
10年かけて、自分でも分からないくらいゆっくりと、でも確実に前に進んできたと思います。
さて、私が得た過食克服に向けた考え方を3つご紹介します。
①自分を許す
私は、過食行動があると罪悪感がすごくて、その罪悪感を消すためにまた過食行動をとって、、というループの中によくいました。
また、どんどん変わっていく体型に絶望感を抱えていました。
太りたくないのに食べ物を体に詰め込んでしまう自分をひどく責めていました。
過食してもいいし、
好きなもの食べていいし、
太っててもいいんです。
そんなこと思えませんよね。
言うだけなら簡単だけどさ、、
って思いますよね。
でも、どれだけ時間がかかったとしても、この考え方を取り入れて欲しいです。
どんな自分も否定せず受け入れることが過食克服にとても役立ちます。
経験上、過食の衝動って自分の意思とは違うところで起こっている感覚なんですよね。
自分で制御できるものではない感覚というか。
それを感じられるようになるのもとても時間がかかりました。
「自分が自分に甘いから食べてしまうんだ」ってずっと思っていたので。
何が言いたいかというと、過食をしてあなたがあなたを責める理由はどこにもないってことです。
では、なぜ過食の衝動は起こってしまうのか。
それは②につながりますので少しお待ちを。
好きなもの、食べていいです。
この世に食べてはいけない食べ物はありません。
(毒物や怪しいものはもちろん除いて)
食べたいものを飽きるまで食べましょう。
きっといつか違うものを食べたくなります。
飽きることがなかったとしたらあなたの大好物ってことなので大切にしたほうがいいと思います。
食べたいものを我慢したストレスの行先は過食なので、過食行動の中で食べるより、自分で選んで食べている、という状況の方が同じものを食べていたとしても満足度が桁違いだと思います。
そして、太っていてもあなたの良いところが失われるわけではありません。
優しいところは優しいまま。
頑張り屋なところは頑張り屋なまま。
粘り強いところは粘り強いまま。
誠実なところは誠実なまま。
努力家なところは努力家のまま。
正直、SNSが発達した現代において、「太っていてもいい」と思うことって、とても難しいなと思います。
私も今でも体型に関する考え方とは向き合い続けています。
自分が心地よい体型でいられたらいいな、と思っています。
私は私のままなので。
ボディポジディブについて調べたり、発信されている方の言葉を聞いたり読んだりするのも役立ちましたのでおすすめです。
どうか、あなたがあなたを否定しないで。
自分を責めるのではなく、許してあげてください。
②あなたはあなたを守っている
なぜ過食の衝動は起こってしまうのか。
それは、あなたがあなたを守ってくれているからです。
それはもう一生懸命。
自己の否定、ストレス、不安、寂しさ、疲労、そういったものでこれ以上あなたが傷つかないように。
過食行動であなたを幸せにしてあげようとしているのです。
なんて優しいのでしょうか。
あなたはいつだってあなたの心の味方なのです。
過食衝動はその証拠のようなものです。
衝動が起きたら、あなたが何かから一生懸命自分を守ろうとしている、ということを覚えておいて欲しいです。
味方はいつもそばにいます。
そして①の内容に続くのですが、
だからこそ、自分を許して欲しいのです。
「自己の否定」をなるべく避けてあげることで過食行動で自分を守らなくて良くなるので、衝動が起きにくく、過食を減らすことができます。
③今を生きる
「過食をしていなかった頃はどんなだったっけ」
「前みたいに戻りたい」
ずっとそんなふうに思っていました。
克服するには昔の自分を取り戻さないといけないと思っていました。
でも、戻れないし、戻らなくていいのだと分かりました。
うつ病を患った人の考え方にならいました。
「うつ病になる前の自分に戻るのではなく、うつ病になった自分として新たに生きていく」
過食行動を経験したから今の私があります。
この10年の日々全てをポジティブに捉えることはできません。
それは、ひとりで苦しんでいたあの頃の私を置き去りにしてしまうような気がするから。
でも、過食に苦しんだからこそ、ここまで書いてきたような考え方を手に入れ、自分に優しく大切に生きることを学べました。
ファミリーパックのお菓子を平らげたあの日からずっと地続きの今を生きています。
自分が本当に喜ぶものを食べ、喜ぶことをする。
そんな簡単そうなことを真剣にやっています。
この記事を書けていることもこれまでの経験あってのことです。
私にとって過食をする自分は一種の個性のようなものになっています。
これが私。
経験を通して強く優しくなった私を誇らしく思っています。
あなたも大切な自分と仲良く生きていけますように。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。
そんなあなたは絶対に迷いの森から出られます。
自分を許すことは、はじめはうまくいかないかもしれません。
許したいのに許せない自分、許そうとしている自分、許したはずなのに許せてなかった自分。
いろんな自分と出会うと思います。
どんな自分も同じく迷いの森から出ようと頑張っている自分なので安心してください。
今を生きているあなたは、かわいくてかっこよくて素敵で美しいです。
疲れたら休んでいいですからね。
私はここ「ぱんだなの休憩時間」にて、いろんな記事を書いていますので気が向いたら休憩しにきてくださいな。
ではまた。


